真空パックに使用している袋(ラミネート袋)について
真空パックについて誤解をお持ちの方が居られる様なので少しの知識ですがお話したいと思います。
真空パックの袋には色々のラミネートの袋が有り、用途により使い分けされています。
ビニール袋はナイロンやポリエチレン樹脂を高温で溶かし、フィルム状に押し出して瞬時に冷やして整形した1枚のフイルムから出来た袋です。
これに対し、ラミネートという方法でナイロンやポリエチレンなどのフィルムを二枚や三枚など、貼り合わせた1枚のフイルムから出来た袋です。
ラミネート袋は、あらかじめ用意されたいろいろなフィルム基材を別の加工工程で糊剤や接着性樹脂(ポリエチレンなどは自己粘着性があり、
接着剤の変わりになって層間を接着する)でフィルムを貼り合せて(ラミネーション)多層化する技術です。
ビニール袋での長期間の保存は出来ません。理由はビニール袋は酸素を通し易いから、真空保存には向きません。
またラミネート袋でもバイヤー性が低く酸素を通す物、バリヤー性が高く酸素を遮断する物、耐熱性の有る物など色々の
種類があり用途により使い分けされています。
バイヤー性の高い袋は価格も高価になりますのでバイヤー性の低い袋と脱酸素剤(酸素を吸収する)を併用して出来るだけ
価格を抑え、長く保存する事が出来る様にしている物が多くありますが脱酸素剤の働きにも限度がありますので
長期の真空保存には向きません。
当店が使用している商品の袋はバリヤー性が最も高く、酸素を完全に遮断しますので穴、破れがない限り長期保存が出来ますが
欠点は衝撃に弱い事です。大きな衝撃が有ると袋が破裂する為、運送時荷物の取り扱いが悪いと破裂したり穴が開いて空気の
入る事が時々発生してお客様にはご迷惑をお掛けしている事があります。
※ 脱酸素剤(酸素吸収)、酸素を吸収し酸化を防ぎます。
乾燥剤(水分の吸収)、水分を吸収し湿気るのを防ぎます。
どちらも働きには限度がありますので長期間には使用できません。
どちらも柔らかい内は効果が有りますが硬くなったら効果は無くなっています。